
Webライターを始めるためにはどうすればいいんだろう…
Webライターは、フリーランスとして、または副業などでも人気の高い稼ぎ方の一つです。様々なフリーランスや副業の稼ぎ方で必ず上位に入っていますよね。



私も、イラストレーターとWebライターを兼任して稼いでいるよ!
具体的な方法としては、以下の方法でWebライターの仕事を探すことがおすすめです。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ブログを始める
- 好きなWebメディアの求人を確認する
- 求人サイトで探す
- Wantedlyを利用する
Webライターの始め方には様々な道筋があります。
しかし、やみくもにWebライターの仕事を始めてしまっても、スキルや経験を上げていかないとなかなか単価は上がりません。
クライアントの中には、なかなか厳しい条件を出して着たり、質が悪い…という企業も中にはあります。



そうしたクライアントと仕事をなるべくしないためにも、自分のスキルや経験を上げていくことが大切だよ!
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
- Webライターの始め方
- Webライターの仕事の種類
- Webライターの仕事の流れ
- Webライターが身に着けた方が有利なスキル
- Webライターとして継続的に仕事を得る方法
- Webライターとして仕事をする際の注意点
この記事を読むことで、Webライターをすぐに始めるための知識を得ることができます。ぜひこの記事をお読みいただき、Webライターになるための足掛かりにしていただければ幸いです。
ライターのプロフィール


【未経験OK!】Webライターの始め方
それではまずは、未経験からWebライターを始めるための具体的な方法について詳しく解説していきますね。ここでは、以下の5つの方法を紹介していきます。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ブログを始める
- 好きなWebメディアの求人を確認する
- 求人サイトで探す
- Wantedlyを利用する
クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターを始める方法として最も成功率が高いのが、「ランサーズ」や「クラウドワークス」のようなクラウドソーシングサイトに登録する方法です。
Webライターを始めるにあたってクラウドソーシングサイトを利用するメリットとしては、主に以下のようなものが挙げられます。
- 誰でもすぐに始められる
- 経験がなくても始められる
- 経験を積めば単価を上げられる
クラウドソーシングサイトは利用するための資格などは全くありません。案件によっては応募資格を設けているものも中にはありますが、基本的には誰でも今すぐに始められるシステムです。
また経験がなくても始められるのも魅力の一つです。一般的なWebメディアなどが人材を募集する場合、これまでの経験が問われてしまいます。これでは、経験のない人には参入しにくいということが言えます。
クラウドソーシングサイトの場合は、もちろん経験があった方が単価が高いといった点は挙げられるにしても、まったく経験がなくても始めることはできます。低い単価であれば仕事を得ることもそれほど難しくないでしょう。



「クラウドソーシングサイトは全然稼げない」って聞いだんだけど…?



始めはそうでも、経験を積んでいけば単価の高い仕事を得られるようになるよ!
「クラウドソーシングサイトは全然稼げない」という意見を聞いたことがある人は、「低い単価から始めるなんて嫌だ…」と思うかもしれません。しかしまったく経験がない業界で働くためには、当然ながら最初は低単価から始める必要があるのです。



私自身、最初は低い単価から始めたよ
世の中には様々なビジネス形態がありますが、Webライターはその中でも参入障壁が最も低いと私は思います。とにかく気になったら始めることをおすすめします。
少しでも稼げる=成功体験を得られるようになると、「もっと頑張ろう」と思える日が来ると思いますよ。
ブログを始める
Webライターとして働きたいのであれば、クラウドソーシングサイトと同じくらいおすすめしたいのがブログです。
ブログを始める事の利点としては、主に以下のようなものが挙げられます。
- 低リスクで大きなリターンもあり得る
- 記事をポートフォリオとして構築できる
- ライティングスキルが身につく
- Web集客についても詳しくなる
- スキマ時間で始められる
個人的にはブログを始めることのデメリットはほとんど思い浮かばない、というくらい、ブログはおすすめです。特にWebライターを始めたい人は絶対に始めた方がいいでしょう。



えーでも、ブログって全然稼げないって聞いたんだけど…?



確かにブログだけで稼ぐのには時間も労力も必要だけど、補って余りある利点があるんだよ
Webライターがブログを始めた方がいい最も大きな理由は、当然ではありますが「ライティングスキルが身につく」ということがあります。
「Webライターになりたいな…」という人のほとんどが、文章を書くのが好きな人ですよね。しかし、実際に継続的に文章を書いて人に見せた経験はあまりないのではないでしょうか?
仕事で文章を書いている人はともかくとして、一般的にちゃんとした文章をまとめて書くことはあまりないはずです。
そうした人におすすめしたいことは、とにかくまずは文章を継続的に書くこと。数をこなしていくことで、どうやって書いたら人に伝わる文章になるのかがだんだんわかってきます。
もちろんトレーニングのために、ただただひたすら文章を自分で書いて鍛錬するのも悪いというわけではありません。ただせっかく書いたのであれば、ブログなどで公開して人に見てもらうことがおすすめです。
アクセス数があるとかないとかは関係なく、「人に読まれるかも」という意識があると文章は劇的に変化します。より人に分かりやすい文章を書くよう心がけるようになるし、自分の書いた文章を客観的に見ることもできるようになります。
せっかくなら、ぜひ自分の文章をブログで公開してみてください。



練習のために文章を書いていて収益化もできたらめちゃくちゃラッキーじゃん!
ちなみに、文章を公開するプラットフォームとしてはnoteもおすすめです。


ブログは設定や管理がやや大変なので、もしもただ書くことに集中したいのであればnoteは有効ですよ。もちろん、noteもブログとは形式は違いますが収益化は可能です。
好きなWebメディアの求人を確認する


好きなWebメディアの求人を確認することもおすすめの方法です。
美容系やライフスタイル、ガジェット系など世の中には様々なメディアがあります。実は、こうしたWebメディアの多くはメディア内で採用を募っていることが多いんですよね。
もしも好きなWebメディアがあったり、何か自分が「書きたい!」と思えるジャンルがあったら、まずはそのメディアをよく確認してみてください。
「採用情報」や、「ライター募集」「パートナー募集」などのページが設置されていればチャンスです。募集要項を確認して応募してみましょう!
ただしこうしたWebメディアの場合は過去に書いた記事を見せることが必須です。どこかのWebメディアで書いた実績があればいいのですが、ちゃんとした記事であればブログでもOKといったこともあります。
そのためにも、まずはブログやクラウドソーシングサイトでちゃんとした記事を書く実績を積む必要があります。



ちなみに「ちゃんとした記事」ってどういうの?



日記みたいなものではなくて、読み手やニーズを考えて書いた記事のことだよ!
好きなWebメディアで記事を書きたいのであれば、やはりライティングの実績を作ったり最低限のライティングスキルが重要です。
求人サイトで探す
indeedなどの求人サイトで探す方法も有効です。求人サイトで検索すると「Webライター」はの募集がかなり多いことが分かります。
求人サイトの場合は単価が低いものから高いもの、契約形態も正社員や業務委託など幅広い求人を確認できます。自分はどういった求人に応募したいのかを決めて絞り込んで検索することがおすすめです。
クラウドソーシングサイトなどの場合は単発の案件も多いのですが、求人サイトの場合は継続案件がほとんどです。



継続的な仕事がしたいという人には特におすすめ!
Wantedlyを利用する


Wantedlyというサイトの利用もおすすめです。
Wantedlyは従来の求人サイトと違い、仕事と求職者をマッチングするSNSタイプの求人サイトです。一般的な求人サイトは、働きたい企業に対して求人に応募するという形を取ります。
Wantedlyの場合は、「応募」という形はとりません。気になる求人が見つかったら、求人ページにポップアップされる「話を聞きに行きたい」というボタンをクリックします。これだけで、エントリーとなります。





えっ!これだけ?これでどうやって企業とコンタクト取れるの?



企業が応募者のプロフィールを見て興味を持ったら連絡が来るという流れだよ!
通常の求人では履歴書を送付するなどでコンタクトを取りますよね。Wantedlyの場合は「ビジネス版SNS」ともいわれており、求人サイトと比べて気軽に応募利用できるのがポイントです。
求人サイトだと「応募しづらい…」「私なんかが応募していいのかな」という心理的なハードルが生まれることもありますが、Wantedlyの場合は「何か雰囲気よさそうだから取り合ずポチ」という流れで応募できるのが魅力です。
一点、デメリットというか注意点としては、求人に給与条件の記載がないこと。



え!それってどういうこと?



給与の魅力ではなくて、社風や方針などを見て働きたいと思った企業にエントリーするという流れになっているんだよ
このあたりは賛否が分かれるところで、私もWantedlyはよく利用していたのですが「給料を知りたい」と思うことは正直ありました。
この方式は応募する側ではなく求人側にメリットがあると思います。給料ではなく自社の魅力で優秀な人材が来てほしい…と思う企業が使いやすいのかなと思います。
とはいえ中には十分な給与を提示してくれることもあるので、あまり深く考えずにポチっとしてコンタクトがあったらその時考えるといった流れでもいいと思います。



ちなみに、Wantedlyで仕事をもらうコツとしてはプロフィールを充実させること!
企業はプロフィールを見ることでしか応募者の詳細は分からないので、しっかり作り込んでおきましょう!
Webライターの仕事の種類
この章では、Webライターの仕事の種類を解説していきます。Webライターの仕事内容としては、主に以下の3つが挙げられます。
- SEOライター
- インタビューや取材記事のライター
- ネットニュースなどのWebメディアのライター
それぞれについて解説していきますね。
SEOライター
難易度 | ★★★☆☆ |
文字単価 | 1.5円~(スキルによる) |
SEOライターとは、SEOを意識したライティングができるWebライターのこと。SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimaization)」のこと。自分のコンテンツを、Googleで検索したときの検索上位に表示させる技術のことです。
普段、何か知りたいことがあった時にはそのことに関するキーワードでGoogle検索をかけますよね?例えばこの記事にたどりついた時にも「Webライター 始め方」などのキーワードで検索したと思います。
そして検索結果の上位に表示された記事の中から気になるものをクリックして、読むことになりますよね。
実はこうした記事は何も、良さげな記事がなんとなくランダムに上位表示されているのではありません。ライターやメディアがSEOという技術を使って、Googleの上位に表示させるようにコンテンツを制作しているわけです。
SEOライターというのは、その技術に詳しいライターのことです。
SEOライターと言ってもレベルはまちまちで、SEOをちょっとかじっているだけの場合もあれば、ゴリゴリに知識のあるライターもいます。
いずれにしても言えることはSEOの知識があればあるだけ稼げる、ということです。どのくらい稼げるのかの目安を例に出してみましょう。(インタビュー記事や取材などのスキルもない場合で解説しています。
スキルレベル | 文字単価 | 5,000文字の記事を書いた場合 |
---|---|---|
SEOの知識がない場合 | 0.5~1円 | 2,500円~ |
SEOをかじっている場合 | 1円~2円 | 5,000円~ |
SEOの専門的な知識がある場合 | 2~4円 | 10,000円~ |
SEOの知識があるかないかだけでもこれだけの差が生まれます。
SEOのスキルはWebライターとして実践を積むことで、だんだん身についてくるものでもあります。私も、仕事をしながら徐々に身に付けて行った経緯があります。
SEOは努力と経験によって必ず身につくものなので、せっかくならぜひ勉強してみてください!
ちなみに私は過去最高単価で4.4万円でした。



むちゃくちゃ難易度の高い仕事だったけどね…
インタビューや取材記事のライター
難易度 | ★★★★★ |
文字単価 | 3円~ |
インタビューや取材を行い、それ元に記事を作成するライターです。ある程度のスキルと信頼性が必要ですし、取材や文字お越しなどの手間もかかるため文字単価もそれだけ高くなります。
もともと雑誌の編集をしていたり、新聞記者として働いていた経験のある方などが特に多い印象です。信頼性の高いWebライターになりたい場合はかなりの知識と経験が必要です。
文字単価は幅広く、3円くらいから5円以上、10円以上などかなり高くなる可能性も十分にあります。
ネットニュースなどWebメディアのライター
難易度 | ★★☆☆☆ |
文字単価 | 0.5円~ |
初心者が一番稼ぎやすいのがこのジャンル。特別な知識がなくても誰でも参入しやすいのが特徴です。
ただし、単価はすごく低いことが多いですね。またWebメディアとして信頼性も低いので、私自身はこうしたジャンルでずっと記事を書くことは良くないと思っています。
こうしたメディアで記事を書くのは最初だけにして、その間にSEOの知識を身に着けるなどでより市場価値の高いスキルを身に着けた方がいいと思います。
Webライターの仕事の流れ
Webライターをいざ始めたい!けどどういう流れになるのか不明…という人のために、この章では仕事の流れを解説していきますね。



企業によってやり方が違うこともありますが、おおむねこの流れで行われることがほとんどです
まずはクラウドソーシングサイトや求人サイトなどを利用して、「働きたい!」と思った案件に応募します。
企業側は「この人良いな」と思った人にコンタクトを取ります。
このあとは企業側が設定したキーワードや構成でテストライティングを行うことが一般的です。
テストライティングは低価格に設定されることが多いですが、中には規定通りの価格で行う場合もあります。
採用が決まったら、多くの場合は契約書を交わします。残念ながら契約書を交わしたがらない企業もありますが、できるだけ交わした方がいいですね(私も交わしていない企業もありますが…)
クラウドソーシングサイトの場合、契約書の締結は基本的にありません。
企業側から書いてほしい記事のKWか構成が渡されます。
期日までに制作して納品します。
記事を提出したら編集者からフィードバックをもらいます。
何度か修正作業を行い、企業の求める形にブラッシュアップします。
編集者からOKが出たら記事を納品し、一連の作業は完了です。
記事を納品したら報酬の入金があります。企業によって、納品後すぐの場合(クラウドソーシングサイトの場合はこれが多い)か、翌月払いなどまちまちです。
入金に関しては企業に問い合わせてみましょう。
Webライターが身に着けた方が有利なスキル
この章では、これからWebライターとして稼ぎたい!という人のためにWebライターとして身に着けた方が有利なスキルを解説していきます。
具体的には、以下の2つのスキルを持っていると有利です。
- SEOライティングスキル
- インタビュー記事や取材のスキル
SEOライティングスキル
Webライターとして仕事をするのであれば、SEOライティングスキルを学ぶことはおすすめです。
第2章でも解説しましたが、SEOライティングはGoogle検索上位に記事を表示させるための技術です。
このスキルは現代においてWebライターとして仕事をするためには最も有用性の高いスキルと言えます。なぜなら、Webメディアを運営する多くの企業が「Google検索で上位に表示させたい」と思っているからです。
もちろん、SEOライティングスキルがなければ稼げないということはありません。しかしその場合はその他に取材スキルなど特別なスキルがない限り高い報酬を得ることは難しくなるでしょう。
SEOライティングスキルは、「自分ひとりで勉強ができる」という点がメリットです。
後述するインタビュースキルや取材スキルの場合は、実際にインタビューや取材を行わないとスキルアップできません。
しかしSEOライティングスキルは自宅で十分に習得可能な点が利点と言えます。
SEOで特に求められる知識としては、SEOを意識した記事構成ができるかどうか、も重要な要素です。 記事構成とは、簡単に言えば記事の流れを整理して「目次」を作る作業と言ってもいいかもしれません。
記事を書く際にはやみくもに書き始めるのではなく、まずは構成を作ってから制作します。そうしないと必要な情報を理論的にまとめることができません。
例えばこの記事の場合は以下のような構成となっています。


構成を作ることで読みやすくするだけでなく、SEOとしても上位に表示できるような作りになっています。
SEOライティングの求人では、「SEOの記事構成ができるかどうか」で単価が大幅に変わることがあります。そのため、これからSEOライティングを学ぶ場合には最終的にSEOを意識した記事構成ができるようになる方が有利です。
インタビューや取材のスキル
インタビューや取材のスキルを身に着けておくと、Webライターとして仕事をする際には有利です。
第2章でも解説した通り、インタビューや取材のスキルがあると多くのメディアで高単価の仕事を得ることも可能です。
注意点としては、インタビューや取材は自分だけではスキルアップし辛い、というところがあります。ほとんどの場合は、実際に仕事を得てスキルを磨いていく、ということになりますね。
私も一度インタビュー記事の執筆を受けたことがあるのですが、プレッシャーもかかって大変ではありますがやりがいありますね。
できればそうした方向のライターに慣れればそれはそれで楽しそうでしたが、なぜかSEOライターになってしまいました(気に入ってはいるけど)。
Webライターとして継続的に仕事を得る方法
それではここからは、Webライターとして継続駅に仕事を得る方法について解説していきます。具体的には以下の4つ方法があります。
- 常にスキルアップを狙って仕事をする
- 継続案件に応募する
- SEOを教えてくれるクライアントを探す
常にスキルアップを狙って仕事をする
Webライターの仕事をするときには、常にスキルアップを狙って仕事をした方がいいでしょう。
誰でも未経験の場合はクラウドソーシングサイトなどを利用し、単価の低いライティングの仕事から始めると思います。初心者にとってはそれが最も近道だからです。
そうしたWebメディアでSEO的な記事執筆ができればいいのですが、そうではない場合はスキルアップが難しく、単価がなかなか上がりません。
「SEOの知識を身に着けたい」「取材やインタビュー記事を書きたい」などスキルアップを意識しながら少しでもそれに見合った内容の仕事にステップアップしていくことがおすすめです。
そうでないと、いつまでたっても単価は上がりませんし、ポートフォリオとなる記事を書き溜めていくことが難しくなるのです。
継続案件に応募する
Webライターの仕事を探す時には、なるべく継続案件に応募するようにしましょう。
継続案件とは、例えば「月●本」の発注が継続的に必ずある案件です。あたりまでではありますが、継続案件を受注できれば安定的に収入を得ることが可能です。
継続案件は単発の案件を取るよりも難易度が上がります。まったくの未経験の場合は、まずは単発の案件で実績を得ながら継続案件を狙うと良いでしょう。
SEOを教えてくれるクライアントを探す
初めは少々難しいかもしれないのですが、SEOの知識を教えてくれるクライアントを探すのはスキルアップにとても有効です。



え!そんなことしてくれる企業あるの?



あるよ!私も実際、今の会社では何時間もの研修で徹底的にライティングの基礎を叩き込まれたよ
クライアント企業の中には、ライターに業務委託する前にSEOライティングのスキルを教えてくれるところが意外と多いんです。
なぜなら、SEOスキルを持っているライターが少ないため。とりあえずある程度記事を書けたら、最低限のSEOライティングは研修する、という企業がいるんですね。
そうした企業が見つかれば、どんどんスキルアップできます。



そういう企業ってどうやって見つけるの?



うーん、結局は「応募した企業がそういう企業だった」ということが多いかな…
狙って研修してくれる案件に応募することは難しいのですが、結局のところ
- とにかく数を打つ
- 自分のスキルも頑張って高めていく
のが大切です。
始業前に研修をしてくれるのはそれなりに実績のある企業です。そうした企業は、確かにSEOについて教えてはくれるけれど基本的なライティングスキルを持っていることが条件になるんですね。
「SEOの知識は怪しいけど、とりあえず文章は書けるな」っていうくらいのレベルにしておいて、あとは案件に応募しまくれば、そこそこの確率でそうした企業と出会えると思います。
Webライターとして仕事をする際の注意点
ここからは、Webライターとして仕事をする際の注意点を解説します。具体的には以下の3つの点に注意するようにしましょう。
- 締切は必ず守る
- メールはなるべく早く返事をする
- 単価の低い仕事を受け続けない
締め切りは必ず守る
締切は必ず守りましょう。



何をそんな当たり前のことを…
という人もいるかもしれませんが、実は締め切りを守らない人はめちゃくちゃ多いんです。



なんでそんなことわかるの?まさか君自身が締め切りを守らないのでは…?



ちがーう!
私は実はWebライターではなくWebディレクターとしても仕事をしていた時期があります。その時には数十人のライターの仕事を見ていたのですが、これが本当に締切を守らない人が多いんですよ。



私の肌感覚では3割くらいの人は守らなかった気がする…
私自身は、イラストの仕事も合わせて納期に遅れたことは一度もないと思います。ですが世の中、そうでもなかったりもするんです。



私が言いたいのは、だから遅れてOKということではない
結局のところ、ほとんどの人は「一度も遅れない」か「常に遅れる」ということになってしまうと思うんですよね。常に仕事が遅れる人は自己管理ができていないと企業からは認識されて切られてしまう可能性があります。
もしもこれを読んでいる人で「いつも期日に遅れるんだよね」と思っている人がいたら、期日に遅れたらクビになる可能性があるというのを理解した方がいいかもしれません。
メールはなるべく早く返事をする
メールはなるべく早く返事をしましょう。
どの業界でもそうですが、レスポンスが早いとそれだけ企業には喜ばれます。
これも編集者時代の話ですが、やっぱりレスポンスがめちゃくちゃ遅い人っていましたね。そういう人の多くは締切も守りませんでした。
仕事ができる人はレスポンスが押しなべて早いです。または、「○○の事情により返信は●時以降になります」と伝えるなどの工夫があると、企業側は安心できます。
メールはなるべく早く返事をするか、返信できない理由を共有することは信頼関係を構築するうえで重要です。
単価の低い仕事を受け続けない
あまり単価の低い仕事を受け続けないようにしましょう。
未経験での仕事の場合は、文字単価1円以下という案件を取らざるを得なくなると思います。しかし、ある程度の実績が付いたらできるだけ単価の低い仕事を受けないようにする方がいいでしょう。
単価の低い仕事で収入を得続けるためには、ある程度まとまった時間を作業に費やす必要があります。
時間をかけて低単価の仕事をし続けてしまうと、時間だけが消費されてしまい、スキルアップの時間を取ることが難しくなる可能性があるんですね。
そのため単価の低い仕事は最初だけにして、ある程度実績ができてきたらそうした仕事はあえて受けないようにしましょう。
ただし、その仕事でかなり大きなスキルを得られたり実績になる場合などには別です。インターンみたいなもので、まずは研修期間ということでスキルの上がる仕事ができるということであればやってみてもいいかもしれません。



とはいえまともな企業であれば、研修期間であってもある程度の報酬はもらえるはずなのであんまりおすすめはできないかな…
Webライティングにおすすめの書籍
それではここからは、Webライティングを学ぶのにおすすめの書籍をいくつか紹介していきますね。
セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
この本を読めば、Webライティングで知っておいた方がいいことは大体身に付きます。
Webライティングを行う場合に重要なのは、「読者のニーズ」を考えることです。
「これを読む読者は何を求めているのか?」というところの考え方から、基本的な文章の書き方まで網羅的に分かりやすく解説されているので、まずはこれを読み込むと必要な情報は身につくと思います。
言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術
初心者向けの文章術の本です。
「文章を分かりやすく簡潔に書く」というのはどういうことかが書かれています。
この手の初心者向けの本はある程度文章を書いている人にとっては「はいはい、わかってるよ」という内容のことが多く、「言葉ダイエット」も実際そうではあるのですがシンプルに内容が面白い。
クスっと笑えるウィットに富んだ内容になっているので、そこそこ文章が書けるという人におおすすめしたい本です。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
かなり分かりやすい文章の書き方の本です。
割と初心者向けの内容になっているため、ある程度文章を書ける人にはちょっと物足りないかもしれません。しかし、「文章を今までちゃんと書いてこなかった」という人にとってはかなり使える本だと思います。
まとめ
以上、この記事ではWebライターの始め方に関して以下の内容を詳しく解説してきました。
- Webライターの始め方
- Webライターの仕事の種類
- Webライターの仕事の流れ
- Webライターが身に着けた方が有利なスキル
- Webライターとして継続的に仕事を得る方法
- Webライターとして仕事をする際の注意点
Webライターは未経験者でも誰でも始めやすくおすすめのジャンルです。ぜひ、この記事をWebライターをはじめう足掛かりにしていただければ幸いです。