
フリーランスのイラストレーターになることってできるのかな



独立前に準備しておくことってあるのかな?
フリーランスのイラストレーター志望の方の中には、このように感じている人がいるのではないでしょうか。結論から言うと、フリーランスのイラストレーターになる事は不可能ではありません。
具体的に、イランフリーランスのイラストレーターの仕事の取り方としては主に以下の5つが挙げられます。
- 営業をして仕事を取る
- SNS経由で取る
- クラウドソーシングサイトを利用する
- ストックイラストで販売する
- 過去の人脈に頼る
フリーランスになったといっても、誰もがすぐにイラストレーターとして安定した収入を得ることはできません。安定した収入を得るまでにある程度時間がかかってしまうこともあります。



場合によってはイラストレーターを諦めざるを得ないことも…
そのためフリーランスになる前にしっかりと準備をしておく必要があります。また、フリーランスになってからも自らのスキルを向上できるよう努力をし続けなければなりません。
具体的には、以下の準備をしっかりしておきましょう
- ポートフォリオの作成
- 各種手続き
- 貯金
- クレジットカードを作っておく



地味だけどこれは重要!
そこでこの記事では、フリーランスのイラストレーターになるための仕事の取り方や、フリーランスとして独立する前にやっておくべきことなど、以下の内容を詳しく解説していきます。
- フリーランスと会社員の違い
- フリーランスのイラストレーターとして仕事を得る方法
- フリーランスになる前にしておくべきこと
- フリーランスのイラストレーターに必要なスキル
- フリーランスのイラストレーターとして継続的に仕事を得るために必要なこと
ぜひこの記事をお読みいただくことで、フリーランスのイラストレーターになるための第一歩を踏み出していただけると思います。ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
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フリーランスと会社員の違いとは



そもそも、「フリーランス」と「会社員」の違いってどんなところ?
この章ではまず、フリーランスと会社員の違いについて詳しく見ていきましょう。この部分を理解していない事には、どちらを目指せばいいの分かりにくいですよね。
具体的には、以下の3つの点が違いと言えるでしょう。
違い | フリーランス | 会社員 |
---|---|---|
業務形態 | 業務委託契約 | 雇用契約 |
報酬形態 | プロジェクトごと | 月給や年俸制 |
仕事の受け方 | 自分で仕事を取る | 会社から割り当てられる |
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
業務形態が違う
まず挙げられるのが、業務形態の違いです。
会社員の場合は会社と雇用契約を結ぶことになります。会社員は会社に所属し、業務を行うことが一般的です。
しかしフリーランスの場合は、会社員と違って特定の企業に所属するといった事はありません。あくまでもフリーの立場で、企業(または個人)から仕事をもらって収入を得ます。
業務委託契約と言う契約を結ぶことが一般ですが、そうした契約もあくまでも外注先として受注するもの。取引先企業にとっては、我々のようなフリーランスははあくまでも外注先です。



ま、ゆーたら「部外者」ってところですね



言い方…
まずはこうした業務形態の違いをしっかりと理解しておきましょう。
報酬形態が違う
フリーランスと会社員の大きな違いとしてもう一つ挙げられるのが、報酬形態の違いです。
会社員の場合は多くの場合、月収制や年俸制で給料が支払われますよね。しかしフリーランスの場合は、受けたプロジェクトごとに報酬を得るといった報酬形態となります。
フリーランスに対しては月額制や年俸制で報酬が支払われる事はありません。
会社員の場合は一定の金額を毎月受け取るといった形態となりますが、フリーランスの場合は自分が働いていない分は報酬が受けられないため、収入はどうしても不安定になりがちです。
こうした違いに関しても、しっかりと理解しておきましょう。
自分で仕事を取る必要がある
最後にフリーランスと会社員の大きな違いとして解説したいのは、フリーランスの場合は自分で仕事を取る必要があると言うことです。
会社員の場合は営業担当など獲得した仕事に対して、割り振られた仕事をこなします。会社員のイラストレーターにしてもこれは同じです。
しかしフリーランスの場合は、営業から仕事を得られるといった事はなく(当然ですが)、自分で積極的に仕事を取りに行く必要があります。



SNSとかでバズれば営業しなくても仕事がじゃんじゃん来るって聞いたけど



そういう人も少しはいるかもしれないけど、決定率が低いからその方法に頼るのは現実的ではないと思うな
自分のWebサイトやSNSを開設したとしても、最初の段階では集客する事は難しく、集客については自分で考えて工夫していかなければなりません。
フリーランスの仕事は「ひとり会社」のようなものです。自分ひとりで仕事を獲得し、イラスト制作だけでなくお金の管理などもまるっと行う必要があります。
そうした点が、フリーランスと会社員の最大の違いと言えるでしょう。
フリーランスイラストレーターの仕事の取り方は?
それではここからは、フリーランスのイラストレーターがどうやって仕事を取るのかを具体的に解説していきます。
フリーランスのイラストレーターが仕事を得る方法は様々ありますが、ここでは以下の5つの方法を解説していきます。
- 営業をして仕事を取る
- SNS経由で取る
- クラウドソーシングサイトを利用する
- ストックイラストで販売する
- 過去の人脈に頼る



それでは行ってみましょう!
営業をして仕事を取る
まず最もおすすめの方法は、営業をして仕事を取ることです。



イラストレーターの営業ってどういうことをすればいいの?



企業に電話したりメールをして、ポートフォリオを見てもらうことだよ
せっかく魅力的なポートフォリオを作成しても、企業の人に見てもらわなければ無駄になってしまいます。ポートフォリオを見てもらわなければ仕事を獲得することもできませんし、イラストレーターとして活動することもできません。
そのため何よりもまず重要なのは、自分のポートフォリオを企業の人に見てもらうということなのです。そのためには営業をする事は必須項目と言えるでしょう。
まずは好きな雑誌や書籍の連絡先を調べてリストアップし、電話をしたりメールをしてみてください。



いきなり出版社とかに電話するなんて気が重いよ…
このように考えられる考える方は、まずはメールでもいいので営業をかけてみましょう。電話をして落ち込みをする方法もありますが、メールでも仕事につながる可能性は十分に考えられます。



実際に私は、メールでも十分に仕事を受けられているよ
営業に慣れない方は営業をすることが苦手だと思っているかもしれませんので、最初はできることから始める事をおすすめしています。
イラストレーターの営業に関して詳しくは「イラストレーターの営業方法を完全解説!営業先探しや営業メールの攻略」で解説しています。
またフリーランスが営業メールを送る場合については、「フリーランスの営業メールの書き方!例文や採用されるコツも紹介」で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
SNS経由で取る
イラストレーターの仕事は、SNS経由で獲得することもできます。
まずはTwitterやInstagramの仕事用のアカウントを開設してみてください。アカウントの開設ができたら、自分のイラストをどんどん投稿していきます。



これならできそう!
そうしたSNSで人気を得ることができれば、SNS経由で企業の方から仕事の依頼を受けることも可能です。
営業をしてイラストの仕事を取るよりも時間がかかってしまったり、フォロワーを増やす必要がありますが、向いている方にとっては営業するよりも決定率が上がるかもしれません。



ただ、私としては営業をして仕事を取るのと並行してSNSでも活動することをおすすめするよ
イラストの仕事を得るためには営業をすることが最も手っ取り早いです。ふたつの方法を並行して行う方が効率的と言えます。



私もTwitterでも情報発信しているよ!
もともと私はSNSが苦手であまり積極的にやっていなかったのですが、最近になって力を入れるようになりました。おすすめの本の情報やブログの更新情報など、いろいろ発信してますので是非フォローしてみてください!
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトを利用することもおすすめの方法です。
ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングサイトには常に多くのイラストの案件が掲載されています。そうした案件で仕事を獲得できるように応募してみてはいかがでしょうか。



特にイラストの実績のない方の場合、実績を付けるという意味でも有効!
特に初心者の場合は、営業をしても経歴がないとなかなか仕事を任せてもらえないことがあります。しかしクラウドソーシングサイトの場合は、出版社や広告代理店に営業をかけるよりも、すでに案件ができる人を募集している分決定率は高くなります。
クラウドソーシングサイト経由であっても仕事を獲得できれば、それが「実績」になります。
今まで一度も案件を獲得してこなかった未経験者の場合は、クラウドソーシングサイトから始めてみることも視野に入れてみてください。
ただし、クラウドソーシングサイトの場合は場合にもよりますが報酬が低めに設定されていることもあるのが現状です。



ある程度実績を得られるようになったら、クラウドソーシングサイトではなく企業に営業するなどで割高の報酬の仕事を獲得できるようにキャリアアップしよう!
ストックイラストを利用する


PIXTA等のストックイラストでイラストを販売してみる方法もおすすめです。
ストックイラストとは、イラストの素材サイトです。イラストレーターは制作したイラストをストックイラストに登録します。その登録したイラストが、サイトで販売されたらその報酬として報酬が入ってくるというシステムになっています。
ストックイラストに登録してあるイラストの数は膨大なため、ストックイラストだけである程度の収入を得る事は簡単ではありません。ただし、ニーズを読み取りながらイラストの幅を広げていくという意味では有効な方法です。
またこの方法だと、イラストを販売する際に誰かとコミニケーションを取る必要がないのも特徴です。もしも人とコミュニケーションを取るのが苦手と言う人がいれば、ストックイラストは向いているかもしれません。



そんなに稼げるわけじゃないけど経験にはなるから、あくまでも他の方法と併用しながら使うのがおすすめだよ!
過去の人脈に頼る
過去の人脈に頼ってイラストの仕事を得る方法も非常に有効です。
特に会社員時代にイラストレーターやデザイナーとして活動していた場合、取引先やクライアント企業等の人脈があるのではないですか?
そうした過去の人脈があるのであれば、最大限に生かすことをおすすめします。
イラストレーターやデザイナーとして活動していなかった場合でも、友人や知人でイラストの仕事を得られる可能性がある人にはアプローチをかけてみても良いかもしれません。
ここまでで何度も解説している通り、一度も仕事を取ったことがない場合は最初の仕事を受けるまでに苦労する可能性もあります。
どんなに小さな仕事でも企業と取引の実績を作ることで、次につながりやすくなる土台ができるのです。



そういう人脈、ないなあ…



私なんかそもそも友達がいないよ(激痛)
フリーランスになる前にしておくべきこと
それではここからは、実際にフリーランスになる前に準備しておくことを解説しておきます。
ここでは以下の4つについて解説していきます。
- ポートフォリオの作成
- 各種手続き
- 貯金
- クレジットカートを作っておく
ポートフォリオの作成
まずは、ポートフォリオを作成しておきましょう。



ポートフォリオって何?



自分の作品をレイアウトして見やすくした作品集のようなものだよ
企業に営業をかけるときには、こういったポートフォリオを見せて自分をアピールします。そのためポートフォリオを作る場合には、自分の魅力が最も発揮しやすいものを作成しておく必要があります。
また冊子版のポートフォリオだけでなく、Web版のポートフォリオを作っておくと良いでしょう。
Web版のポートフォリオの場合はクライアントがどんな状況でもスマホやPCから自由に閲覧が可能になるため、おすすめです。



どっちも作っておいた方が有利です!
その他に名刺も作っておくといいですね。
ポートフォリオの作り方など詳しくは「イラストのポートフォリオの作り方!未経験者でも仕事が取れるコツも解説」でも解説していますので参考にしてみてください。


各種手続き
フリーランスになる前にしておくべきこととしては、各種手続きが挙げられます。例えば開業届を提出したり、仕事を辞めてフリーランスになるのであれば国民健康保険や年金の手続きをする必要もあるでしょう。
具体的には以下の手続きは最低必要になります。
- 国民健康保険への加入
- 国民年金への加入
- 開業届・青色申告申請書の提出
フリーランスになるときの手続きは意外と忘れがちなので、しっかりと準備しておきましょう。



めんどくさいよー



こればっかりはめんどくさくてもやらなきゃ詰むからな…
貯金
フリーランスになる前に必ず、ある程度の貯金をしておく必要があるでしょう。



ちょ、貯金…?
フリーランスになっても、最初からすぐに安定して仕事を得ることができません。安定的に仕事を得るためにどのぐらいの時間がかかるかは実績や営業の方法などによっても大きく異なりますが、少なくとも、半年や1年程度はかかってしまうことが予想されます。



未経験の場合は、もっと時間がかかってしまうことも十分ありえるよ
フリーランスになってから収入が得られなかった場合を想定して、ある程度まとまったまとまった金額を貯金しておく必要があるでしょう



まとまった金額ってどのぐらい?



少なくとも生活費の半年分か、できれば1年分は貯めておいた方がいいかも
月の生活費 | 目標の貯金額 |
---|---|
15万円程度 | 90万円~150万円 |
20万円程度 | 120万円~200万円 |
25万円程度 | 150万円~250万円 |
最悪の場合、全く収入がなくても1年ほど生活ができるのであれば、その間にイラストの仕事を得たり他の方法で収入を得るために動くことができます。



ただし、住んでいる場所にもよるけど25万円の生活費は結構高めなので、フリーランスになりたいんだったら生活費を抑えることもおすすめだよ!
もし十分な資金がない状態でフリーランスになったとしても、すぐに仕事が得られなくてお金が足りなくなってしまい、結局外に働きに出なければならなくなったりイラストレーターを諦める事態にもなりかねません。
そのようなことがないように、ある程度の金額を貯金しておく必要があるのです。



とは言え私の場合は、フリーターからフリーランスになったので、そもそもずっと貯金とかなかったけどね



だめじゃん



もともとリスクの大きい人生だからなぁ
会社員からフリーランスとして独立する場合にはそのリスクは私の場合よりもあまりにも大きいので、ちゃんと準備しておくことが必要ということです。
クレジットカードを作っておく
フリーランスになる前に、クレジットカードを作っておきましょう。



クレジットカード…?なんで?
フリーランスになってすぐの頃は収入が安定しないため、クレジットカードを作ることができません。
フリーランスになってしまってからクレジットカードを作ろうとしても、審査が通らないことがあるため、必要に応じてあらかじめ作っておくことをおすすめします。



私は完全キャッシュレスなので、支払いはほとんど楽天カードで行ってるよ
クレジットカードで決済することの魅力としては、後からどれくらいお金を使ったのかがわかる点です。
Amazonや楽天市場などでの利用記録も記録できるので、後から会計を行う場合にも自動で記入できると言うメリットがあります。



特に楽天カードはポイントが貯まりやすいので、私はかなりのヘビーユーザーです!
毎月大量のポイントが貯まるので、食費をかなり浮かせることができています。
クレジットカードを作る際は、いくつかの銘柄に分けて作っておきましょう。MasterカードやVISAカードなど最低2枚位は作っておくことをおすすめします。
フリーランスのイラストレーターに必要なスキル
それではここからは、フリーランスのイラストレーターに必要なスキルとして以下の2つを解説していきます。
- デジタルソフトのスキル
- 会計スキル



直接イラストのスキルと言うわけではないんだね。



イラストのスキルも必要だけど、ここではもう少し実務的なスキルについて解説するよ
デジタルソフトのスキル
まずフリーランスのイラストレーターに必ず必要なスキルは、AdobeのPhotoshopやIllustratorなどのデジタルソフトのスキルです。
現代のイラストの仕事はほとんどが、デジタルデータでの納品となるためです。



もしもデザインデジタルソフトを使えない場合は、それだけでも仕事の選択肢が減ってしまう可能性があるよ!
Illustratorも習得するとベストですが、少なくともAdobeのPhotoshopだけでも習得しておくことをおすすめします。



私の場合は一応どちらも使えるけど、主に使っているのはフォトショで、イラレで仕事をした事は一度しかないよ。
ただし幅広く仕事を得るためには、Illustratorも習得した方が圧倒的に有利ではあります。
特にWeb関係のイラストの仕事は、ほぼ100% Adobe Illustratorでの入稿となります。そういった仕事をしたい場合は、習得しておく必要があります。
会計スキル
フリーランスで活動したいのであれば、最低限の会計スキルを習得しておくことをおすすめします。



会計スキルってどういうこと?



具体的には簿記3級を習得するか、同等の知識を得ること!
第二章でも解説した通り、フリーランスのイラストレーターは会社員と違い、営業や経理なども全て自分で行わなければなりません。
最近の会計ソフトは、本格的な会計の知識がなくても操作できるものもありますが、お金の動きなどを見るためにも、最低限の会計スキルを習得することを強くおすすめします。



私もフリーランスとして活動を始めて2年目に簿記の勉強をしたよ
私の場合は、クレアールという簿記の通信講座をに応募して簿記の勉強を一通り行いました。
試験目的ではないので資格は習得していませんが、今までと違ったお金の動きや考え方を勉強できてとても有意義だったと思っています。



せっかく勉強したら資格とればいいのに



試験がキライなんだよ!
その後は現在に至るまで、本などで財務諸表の読み方なども勉強しながら、自分の会計にも活かしていけるように今でもまだ勉強中です。



決算書の見方の本ではこれがめちゃくちゃ分かりやすいし、面白かったよ!
今後安定してフリーランスとしてお金の管理をしたいのであれば、最低限の会計意識は必要だと私は思います。
フリーランスのイラストレーターとして継続的に仕事を得るために必要なこと
それではここからは、フリーランスのイラストレーターとして継続的に仕事を得るために必要なことを解説していきます。
具体的には以下の6つの観点について詳しく解説していきますね。
- 円滑なコミュニケーションを心がける
- 納期は絶対に守る
- 自己管理をしっかりやる
- ポートフォリオを定期的に見直す
- 自分だけの個性を見つける
- お金のリスク管理をしっかり行う
円滑なコミュニケーションを心がける
フリーランスのイラストレーターになったら、円滑なコミュニケーションができるように心がけましょう。
フリーランスが企業の方とコミニケーションを取る上で最も重要なのは、信頼をどのようにしているかです。
いくら魅力的なイラストが描けたとしても、ちゃんとしたコミニケーションが取れないフリーランスは、企業の方から信頼を得る事はできません。
それを防ぐためには、まずは円滑なコミニケーションを心がけましょう。



円滑なコミニケーションってどういうこと?



連絡が来たらすぐに返答をしたり、適切な言葉遣いを使うとかかな



それって結構当たり前のことじゃない?
これを聞いて、「連絡が来たらすぐ返答をしたり適切な言葉遣いをするなんて当たり前のことだ」と思った人がいるのではないでしょうか?



そういう方は、フリーランスとして最低限のコミニケーションをしっかりと理解していると言うことだと思いますので全然オッケーです!
実際には、こうした基本的なコミニケーションも取れない人も結構いるんです。
(実はこういうことを自分はうっかりしがちだな…)と思った方は、必ずちゃんとしたコミュニケーションを学びましょう。



フリーランスとして継続的に仕事を得る前に、まずはここからです!
納期は絶対に守る
設定された納期は絶対に守るようにしましょう。
納期を過ぎてから納品するようでは、クライアントから信頼を得ることができませんし、その後の仕事につなげることもできないと思ったほうがいいと思います。
私はイラストレーターとして仕事をしていると同時に、フリーランスのライターとしても活動しています。
以前Web編集者として複数のフリーライターの方と仕事をしていたことがありますが、その際に驚いた事は、多くのライターが納期を守らないと言うところです。
たくさんのライターの方と同時に仕事をしていましたが、肌感覚では3割位の方は必ず納期を過ぎて納品していました。



えっそうなの…?



あれにはビビった…
ライターの仕事とイラストレーターの仕事は業種が違うため一概には言えませんが、イラストレーターの仕事でも納期は守らない人は一定数いると推測しています。
そのようなことでは、今後の業務に支障が出る以前に、クライアントに多大な迷惑をかけてしまう可能性があるので絶対にやめましょう。
自己管理をしっかりやる
イラストレーターとして活動するためには、自己管理をしっかりと行いましょう。



自己管理ってどういうこと?



体調面を気を使ってコンディションを整えることだよ!
ここまでで何度も解説している通り、フリーランスのイラストレーターは営業から会計まで全て自分で行わなければなりません。



自分ひとりが資本なので、ケアもしっかりと行わなければならないよ!
これが意外と難しいところで、自己管理を怠って体調面を気にしなかったり栄養をきちんととらない人も結構いるんですよね。
睡眠時間もコントロールせず、好きな時間に寝て好きな時間に起き好きな時間に食べると言った不規則な生活をしてしまう人も少なくないでしょう。
その方法で円滑に仕事ができるのであれば問題ないのですが、場合によっては体調崩してしまったりといったことも考えられます。
こうしたことがないよう、イラストレーターとして活動する際には自己管理をしっかりと行うようにしましょう。
ポートフォリオを定期的に見直す
フリーランスのイラストレーターとして安定的に稼ぐためには、作成したポートフォリオを定期的に見直しておく必要があります。
ポートフォリオはいちど作ったらそれで終わりではありません。常に作品を更新し、スキルを向上させながらポートフォリオを定期的に見直していく必要があるのです。



せっかく作ったのに?



めんどくさくてもやるべし!!
ポートフォリオを作り変えたら、これまでポートフォリオを送っていた営業先に新しいポートフォリオを送ります。そうしたことを繰り返すことで、仕事につながりやすくなるのです。
たくさんの作品を描いてポートフォリオ定期的に見直すことで、作品集が充実するだけでなく絵のスキルも次第に上がってきます。
常に魅力的な最新の作品集になるように、ポートフォリオを充実させていきましょう。
自分だけの個性を見つける
フリーランスでイラストレーターとして活動するためには、なんといっても自分だけの個性を見つけることがとても重要です。
イラストレーターには、イラストが上手くなければなれないと思っている人は多いのではないでしょうか?



そう思ってるけど違うの?



絵の上手さよりもオリジナリティーが大切なこともあるよ
実はフリーランスのイラストレーターとして仕事を得るためには、絵の上手さよりも個性を見いだすほうが早い場合があります。
いくら絵が上手くても、オリジナリティーのはい作品に対してオファーを出す事は意外と少ないこともあるんですね。



あまり絵が上手くなくても、オリジナリティーがあったりセンスが光っている作品の方が選ばれやすいのです
そのため、自分にはあまりイラストの実力がないと思っていたとしても諦める必要はnothing。そのかわり自分だけにしかないオリジナリティーを見出していくことをおすすめします。
お金のリスク管理をしっかり行う
フリーランスのイラストレーターになったら、お金のリスク管理をしっかりと行いましょう。



またお金か…



フリーランスの場合はお金の管理もとても重要!
どういったことに自分がお金を使ったのかはもちろんのこと、どのくらいお金が必要なのか、また仕事はどのぐらい受けてどのぐらいの報酬を得る必要があるのかなど、細かなお金のリスク管理をしっかりと行う必要があります。
それを行わない場合、思っていたよりも収入が得られずに金銭的に困窮してしまうことにもつながってしまいます。
特にフリーランスの場合は収入と支出を常に把握して、仕事で得られる報酬も見据えながらしっかりと管理をしていくことを心がけましょう。
まとめ
以上この記事では、フリーランスのイラストレーターになるための仕事の取り方やフリーランスとして独立する前にやっておくべきことなど、以下の内容を詳しく解説してきました。
- フリーランスと会社員の違い
- フリーランスのイラストレーターとして仕事を得る方法
- フリーランスになる前にしておくべきこと
- フリーランスのイラストレーターに必要なスキル
- フリーランスのイラストレーターとして継続的に仕事を得るために必要なこと
この記事をお読みいただいたことで、フリーランスのイラストレーターとして活動する第一歩を踏み出せるのではないでしょうか?



ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです!